社員の満足度サーベイ
業績と各種KPIが伸び悩んだ踊り場を終えて、劇的に成長トレンドを描き始めている。痛みを伴う改革は、一旦、うまく着地したようにみえる。
そこで、定期的に調査している、全社員の満足度サーベイをぶん回した。いま手元に速報データがあがってきたので目を通した。
全然、良くなっていない、、、
それどころか、悪化しているチームもある、、、
そんな気持ちで仕事していたのか、、、ごめんよ。
想定の範囲内ではあったけど、やはり通知表のように項目ごとに点数を突きつけられるとめちゃ凹む。特に、「経営陣への信頼」スコアは見たくない。
ぼくひとりの力で改善できると思うほど、過信し自惚れてはいない。一方で、成績表は、すべて自分の責任だなぁと捉えるしかない。
良かった点もある。部長とマネージャーの満足度スコアが劇的に改善しているのである。経営陣との対話が増え、合宿での覚醒し、自分たちの手で成果を出したことが大きな自信になってきたのだろう。
あとは、現場のメンバーだ。中心となる部長、マネージャーが輝いてこそ、メンバーまで浸透させられる。その土台が整ってきたように思う。
現に、1番スコアの良いチームは、マネージャーの満足度がすこぶる高い。彼ら彼女らがコミュニケーションの起点となり、周囲に良い影響を与えている。
社長ひとりでは、何もできないので、ここはみんなに頼るしかない。おらにちからをー。
この問題に、真摯に向き合おう。社員が不満を抱えながらがんばる会社を経営していても、なにも誇れない。成果に慢心してはいけない。
社員の幸せなくして、クライアントやユーザーが幸せになるはずはない。大変だけど、これをやり切らずして、ビジョンもへったくれもない、と心から思う。