自己分析と業界・企業研究のやり方
東大生による就職活動tipsの第3弾。
前エントリーへの意見・批判の中でも多く出てきたのが、
自己分析と業界・企業研究のやり方
答え。
そんなもんありません。
- 自己分析
⇒ 地道に内省するなり、本読むなり、友達とダメ出ししあうなり、適正診断テスト受けるなり、努力してください。コツなんて本やネットにゴロゴロしてるので。
- 業界・企業研究
⇒ 本・雑誌・TV、あらゆるメディア情報を読み、人に会って聞いてください。仲間との情報交換もありでしょう。
それらを一通りやった上で、ちょっとした就活hack程度に聞いてください。
”一通り努力した上で”です。(大事なことなので2回言いました。)
以下は、本やネットでどこかに出ているものもあると思いますが、私の経験を通じて残ったものです。
「カフェにいた先輩」に近づいてきている、怪しい領域でもありますが(笑)
▼自己分析
1.異質な人と考えをぶつけ合う
普通は自分と似ている友人が多いので、仲間同士で自己分析会をやっても、限界あります。また、友人には「極限のホンネは語れない」、という弊害もあります。得てして、中途半端なものになりがちです。
むしろ、いろんな就活セミナーや対策会に参加して、できた仲間と強制的にグループワークさせられる方が良いかもです。
他の人の自己分析を知ることで、「自分の中でパターンが増える」のと、「盲点や違いに気づく」ことがメリットとしてあります。
他にも情報源としてもコミュニティの利用価値があるので、こういったイベントは利用しましょう。
ただし、参加する数よりも質が大事なので、そのフィルタリングも忘れずに。
2.「自己分析」本を全部きちんと真面目にやってみる
これが意外と侮れない上、侮っていてやっている学生が少ないとみた!
やるだけでアドバンテージ取れるなら、やるべきでしょう。それは努力でも何でもない。
できることは「やり尽くす」つもりで。
3.極限の状態に自分を置いてみる
尊敬する人や目上の人に、極限的に問い詰められてみてください。
頭フル回転させて、苦し紛れに出てきた言葉、それが自分のホンネです。
4.志望業界以外のいろんな会社のエントリーシートに答えてみる、面接を受けてみる
その場の状況や、精神状態を変えることによって、自分の知られざる一面、見過ごしていた視点に気づくことができる場合も多々あります。
贅沢を言えば、一年前からやっておくと、一年かけて熟成されるので尚ヨシです。
▼業界・企業分析
1.業界に入り込む2.業界の人と仲良くなる
これ最強。
1,2はほぼ同義ですが、コンサルや外銀など、そもそも接触が難しい場合もあります。そんな時は、元コンサル、元○○な人と他業界で知り合いになることで十分にOK。
就職セミナーや講座の気に入った講師の人とリレーションを持つ、ってゆう技もあります。
OB訪問もカラカラになるくらい、貪欲に利用し尽くしましょう。インターンをできたら最高ですね。
業界の人との接触は、どうしても説明会・面接を通じてに限られがちですが、少し考えればいっくらでも行動できます。
諦めないこと、実際に行動に移すこと。
以上です。
他に気づいた点があれば、加えていきます。
身も蓋もない話(1/27修正)
やっと、採用する側からのエントリー。なかなか貴重なエントリーなので、一読することをオススメします。
・面接官に人を見る目があると思ったら大間違いである。また、面接官が現場を熟知していると思ったら大間違いである。
面接官をやり始めて分かったことと、思ったこと。
他多数・・・
書かれている通り。
だからこそ、「わかり易い、文句付けにくい自己PR」をすることは大事だし、伝え方にも工夫がいるのです。
- 中身は凄いことを言いつつ、雰囲気・話し方でうまくオブラートに包んで、『控えめな賢さ』を演出。
私は、こんなことをちょっとだけ意識してました。
たぶん、「謙虚さ」とか言われるものですが、就職活動中に出会うような「イキがっている人」「結構いっちょ前なことを言う学生」は、忘れがちな観点だと思います。背伸びしようと頑張っちゃうんですね。
そういう学生が多い中で、「賢さ」と「謙虚さ」を両立し、表現することができたら、面接官のハートをガッチリ掴めると思います。
他にも「熱意」や「奇抜さ」等も必要なんだけど、内定を取れる人は、この「謙虚さ」をわかっている人が多い。逆に、賢いのにダメって人はこれが原因かもしれない。相手は人間ですから。
結局、前エントリーにも紹介した、彼の言葉を借りれば、
なんというか、夏にしてもうこんなに差が出るんですね。なんでだろう。やっぱリ、就活って付け焼刃で乗り切れるものではなくて、今まで自分が生きた人生の充実度が結構色濃く現れるんだなぁと思う。
http://blog.livedoor.jp/yoshiaki_okura/archives/51637863.html
そうゆうこと。
でも、それを踏まえた上で、『最強の悪あがき』をしよう。
ガムシャラに努力することはカッコ悪くない!
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ケース面接/グループワークの極意をまとめた3部作、できあがりました。
パート1では、面接官の視点から、「コミュニケーション能力」「議論に対するスタンス」「脳みそのスペック」の3点について書いています。
パート2では、パート1を踏まえて「グループワークの場でやるべきこと」について。ケース問題の練習や自己分析など当たり前のことは全部やった上で、3つのアドバイスを書いています。
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参考本
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