ignorant of the world -散在思考-

元外資系戦略コンサルタント / worked for a Global Management Consulting Firm in Tokyo

2007年の総括。

ケンカから始まり、携帯のメモリがぶっ飛び、NYでケンカした一年。
少し振り返ってみると、自分のエネルギー投入率は、

  1. IT企業でのインターン(50%)
  2. プライベート(50%)
  3. 就活(30%)
  4. バイト(20%)
  5. 大学(-30%)

計120%
こんな感覚でした。軽く100%超えています。
だいたいいつも2足3足のワラジはあたりまえだったけど、基本寝ていたせいもある。

1.IT企業でのインターン(50%)
本当にいろいろな仕事に携わらせていただいた。会社の新人の人よりも贅沢な経験をしたんじゃないかな。渡り歩いた部署は3つで、会社も渋谷中目黒赤坂と移動。上場後の激動期から社名変更、旧体制の崩壊と生の会社を見せていただいた。これだけでもマジプライスレス。学生では有り得ない経験をしてしまった。
一つずつ振り返ってみます。
SBMのプロジェクト。クリスマス・キャンペーンのクロージングから始まり、学生という言い訳の下、本当にご迷惑をお掛け致しました。もっとできたはず!ここでの失敗が、今後のバネになります。ご指導いただいたOkaさん、Ryoさん、ありがとうございました。今思えば、なんでも任されて、わからな過ぎで困っていたこの時代が、この会社での古き良き時代でした。そういえばkitaさんとはよく飲んだな(笑)
新設のメディア事業部へ部署移動。最初は3人で新設。びっくりした(笑)でも、ここで様々なメディア運営に携わり、新規事業を一緒に考えるプロセスを経験し、ビジネスの成り立ち、インターネット業界の収益構造など学ぶものが多かった。個人的なアウトプットは、GoogleAdProの資格頼みでしたが、よい経験でした。Kuraさん、Kanさんありがとうございました。仕事のやり方など些細なことから勉強になりました。
Riさんの横での仕事。本物の出すアウトプットの質の高さに驚き、自分の非力さを痛感し、まさにコンサルになるべく事前準備ができました。想像以上の有り得ない経験でした。ありがとうございました。いつか期待を裏切れるようなもの出してやります。
とにかく飲んだな。


2.プライベート(50%)
俺はあんま旅行したい人ではないんだけど、ニューヨークにはじまり、葉山、乗鞍、日光、などなど楽しかった。NYは足が痛かったりケンカしたりと苦い思い出も多いが、エンパイヤステートビルディング屋上からNYの街を見下ろした光景は、いまでも目に焼きついている。葉山はがんばってたくさん企画したこと以上に、車にまつわるアクシデントが印象的(笑)乗鞍は、将来絶対もう一回来る!と誓っていたペンションにパートナーと行けたことは最高の幸せでした。一緒に見た流れ星、みんなでやった花火、3000m到達&日焼け。山は良い◎
卒業旅行は一人旅を思案中・・・。
最近は、ゴルフの打ちっぱなしとかとか、クリスマスツリーとかとか、とかとかです。一年、例のことを引きずり続け、荒れた一年でもあったな。


NYで目覚めた美術館にも何度も足を運んだ。
森美術館、ニューヨーク現代美術館(MOMA)、メトロポリタン美術館、上野美術館、庭園美術館etc...
07年は不定期だったので、08年は(書籍や雑誌で知識を増やして)がっつりな美術&ふらっと面白系の展示会&博物館系を中心に、休日の過ごし方の一つのオプションにしたい。また、広告・マーケ・プロダクトデザイン系の雑誌には敏感に購入していきたい。


3.就活(30%)
何と言っても、最大の収穫は、就職先の日本代表の方にお会いできたこと。他愛もない話しかできなかったけれど、会社の代表のアツイ思いに共感し、アツイ人柄を感じたとき、「この会社を選んで間違いはなかった!」と思えた瞬間でした。
また、内定者と仲良くなるべく、積極的に研究室に遊びに行ったり、リクルーティング戦略立案合戦、ロレアルeチャレンジをやった。社員の人との飲み会では、きまって体調が悪くなるなど失敗も多かったな。存在感はまだまだ発揮できていないな。もっと自分のポジショニングを考える必要ありです。
スタ丼食ったな。


4.バイト(20%)
4年目突入です。なんだかんだ時間的には最も費やしています。
ここで学んだこと。
これからの人生において、すべての基礎になります。


最近、「俺は一生、教育者であるんだろうな〜」と切に感じます。


⑤大学(-30%)
胸張って言えます!大学で学んだこと・・・・なし!(笑)
こんなもんか、って感じです。早く「卒業」って資格が欲しい。




なんだかんだ、気が抜けた一年でした。すみません!(だれに?)
一つ一つ思い出すと、濃い内容のものばかりだ。でも哲学する暇がなかった。これも07年を象徴している。
兎に角、いろんな本を読み、たくさんの人と交流し、自分の生き方・性格を他人と比較する機会も多かった。大きな成長はなく、大荒れ模様の07年でしたが、激動の06年を内省し、新たな08年に思いを馳せた良い時間の使い方ができたのではないでしょうか。