ignorant of the world -散在思考-

元外資系戦略コンサルタント / worked for a Global Management Consulting Firm in Tokyo

「Googleストリートビュー」について

yo4ma32008-08-08
「Googleストリートビュー」に対する意見が一通り出てきましたね。
そこで、自分の感じたことを少しばかり。
論調は、のんびり系です。


久々のエントリーなので、いろいろ書きたいことありますが、気分でこれ。

「Googleストリートビュー」との出会い

僕がはじめて「Googleストリートビュー」を使ったのは、ちょうど一年半前。
昨年の2月にNY旅行して帰ってきた翌日くらいに、アメリカ版のGoogleMapからストリートビューを見つけ、
行ってきたばかりのNYの街を、もう一度散策して、一日潰して楽しんだのを覚えてる。
最初の感想は、


「めちゃめちゃスゲーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
「Googleは、ついに景色までも切り取って検索対象にしやがった!!」


という、めちゃんこ肯定派。
だって、昨日まで行ってたとこ、また見れるじゃん!!
しかも、行けなかった場所までも、ばっちり散策できるじゃん。
旅行も追体験できたし。


以来、日本版が出ることを願って、アメリカ中の街を散策し、行ったことのない外国に思いを馳せ続けてきました。
もちろん、5日の公開当日は、仕事をサボって、「Googleストリートビュー」サーフィンしまくった。
(ざっと、3時間は・・・会社の人には、内緒ね)


海外での反応

「Googleストリートビュー」散策をするために、海外のサイトを放浪する中で、日本以外の国での反応も、なんとなくわかってきました。
わざわざブックマークしてなかったのだけれど、感覚的には「賛成:反対=8:2」くらいの論調だったような。
反対意見の大半も、「私道での撮影は違法だ」とか「裁判でゆってることとちゃうやねーか」といったもので、日本のそれとはちょっと違う。


むしろ、みんな楽しんでいる。


が正しいように思う。


例えば、
・「Xxx, Marry ME !!」と書いたプラカード持って立ってるおっちゃんとか、
・会社の前でみんなで並んで記念撮影風に、カメラに向かって手を振ってるとか、
こんな感覚。
メッセージカード持って、自ら写り込む人は多い。


▼参考
Google Street View Gallery
http://streetviewgallery.corank.com/


そういう意味で、僕の感覚も楽しむモード全快だったわけで、気付いたら次の旅行先とか探していたり、
思いがけずフランス行ってみたい!とかミーハーに思うようになってしまった。
(ガイドブックに載っている写真とかよりも、よっぽど魅力的だから!)


逆に、翌日からはてブに上がるようになった、否定派の騒動は、ちょっと理解できなかった・・・。


まじめに

僕は、とっかかりが他国であったためか、嫌悪感は全く抱かなかったし、
むしろ、日本版の公開をずっと待っていて、今回の公開には、Strongly Agree。


GoogleMapの航空写真が、一気に3Dになったのを感じて、
「セカンドライフ」のような3DiInterfaceの一つになったら面白いな〜と。


あるいは、10年後20年後まで、世界中の景色のある瞬間をストレージし続けてくれたら、
過去の街並みや景観を、そっくりそのまま保存できる。
これは学術的にも価値は高いな〜と。
(ひたすら山のある一部の景色を、定点観測しつづけてる、都市工学の教授を思い出した)


遂に世界中丸ごと保存計画始まったなとか。
そんな妄想して楽しんでいます。


もちろん、下のような意見もよく理解できる。
「Google の中の人への手紙 [日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ]」
http://www.higuchi.com/item/385

でも、結局最後の一文で、「プライバシー感覚」と「防犯意識」と言ってしまっては台無し。

お願いですから、僕らのプライバシー感覚と防犯意識が、あなたがたのそれと同じようにアメリカナイズされるまでの間で結構ですから

[http://www.higuchi.com/item/385:title=Google の中の人への手紙 [日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ]]

巧い一文に見えるけどね、結局「アメリカナイズ」に対する単純な自己防衛本能的、延髄反射の文章に読めてしまった。
上の記事の中にも出てくるような、「泥棒の下見」の例などは的外れも甚だしく、


・道具は悪くない
・結局は使う人のモラル


という原則を忘れてる。
それでも、「気持ち悪いんだ!!」って人も多いんだと思うけど、否定はしないよ。
別に、「もっと気持ち悪い例なんていっぱいあるじゃん」とか気休め程度の反駁は空しいし、
なにより、


否定からは何も生まれないから。


たぶん価値観や生き方の問題だけど、世の中完璧な商品やサービスがないのと同じで、文句言う人は、言って改善してもらえばよい。
そうゆう面倒な役割を進んで引き受けてくれるなら、むしろどんどんやって欲しい。
でも、せっかくのチャンスが目の前にあるのに、文句ぶーたれる暇があったら、そのまま受け止めて、楽しんで、何か新しいことを生み出す糧とする方が懸命に思える。



面白いこと、最高にCoolなこと、とことん楽しみたい。


そんな思いで、生きると人生楽しいと思う。

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