ignorant of the world -散在思考-

元外資系戦略コンサルタント / worked for a Global Management Consulting Firm in Tokyo

2013年の抱負


今年は、6年目の年です。前回書いた、中長期的に目指すビジョン(目標感と方向性)が良くできているので、2013年スペシフィックに書くことはしません。微修正程度になりますが、ご容赦ください。


僕は、これまでどおり、マネジメントに近いところで経営のホットイシューを扱えていれば大満足なので。そのイシューに対してバリューを出すために、また、コミットするイシューを見極め・実行に移す自由度を高めるために、何が必要なのか、常に高みを目指して素振りを続けたいと思います。






■ Mid & Long Term VISION

  • “コンサルタント”という枠組みから脱却し、個人としてのプレゼンスを確立、名前で勝負できる経営のProfessionalとなる。そのためには、いまのコンフォートゾーンから抜け出し、人生/教養を深めるような「新しいこと」にチャレンジし続ける
  • “会社”の内外にこだわらず、自分が描いたStrategyの結果にこだわり、実績を残す。特に、社外活動を通じて、いち個人としての成果を残す
  • 仕事とのトレードオフをコントロールして、自由な“時間”を捻出し、10年後のありたい姿に向けて、様々な布石を打つ

■ OBJECTIVE/GOAL○仕事/スキル1. Management

  • 経営者と対等に議論できるだけの基礎体力
  • インプレシブな仮説構築力、ベースとなる問題解決能力の飛躍的な向上(2つ3つ上のタイトル、i.e. パートナーレベル)
  • 優秀な人材・チームのマネジメント力。含む、コミュニケーション
  • 個人の名前で継続的に仕事を取るだけのSelling力。事業会社でも同じ。常に、マネジメントイシューが自分のところに落ちてくるように動く。
  • いまの会社に対し、”数字”(売上・利益)での成果へのコミット

2. Charismatic/Indispensable Presence

  • 信頼感のあるオーラルなプレゼン
  • 魅力的な出で立ち・振る舞い
  • 感情を乗せた説得力を持つ言葉と表情

3. Global Communication Skill

  • 海外オフィスの活動との連携
  • グローバルプロジェクトへの積極的な参画

4. Financial Literacy

  • コーポレートファイナンス、プロジェクトファイナンスの基礎知識の習得
  • 投資判断/資金調達におけるマネジメントイシューの更なる理解と提言(実績づくり)
  • 繰り返しになりますが、特に、ファンドレイズ(資金調達)のスキームや、ファンド・VC目線での投資判断など、経営者のイシューに応えながら、物事をダイナミックに動かせられるだけの知見を獲得したい

○プライベート5. Family/Friend

  • コンフォートゾーンから抜け出すことを意識
  • (目的のないネットワーキングは、正直、あまり好きではないので、、、、)少なくとも関心のある領域のエッジの利いた人とのリレーション作り

○経済/金6. Money

  • 継続。そこまでいま貯蓄することに意義は感じないけれど、いざ動くときに動けるだけの余力を残す

○人生/教養7. 人間の幅を広げるインプットの機会

  • 読書: 教養という意味で、幅・質ともに拡充する。理想としては、常に、他分野(デザイン・建築、心理学、歴史、脳科学、宇宙、ハードボイルド小説など)の中で3つくらいは並行して読み進めておく
  • 映画: 目標は、月2本
  • 美術館・博物館: 目標は、月1ヵ所
  • 旅: 目標は、特になし。休むべきときに、ふさわしい場所に訪れるだけの心の余裕を持つ

○健康/趣味8. Sports/Blog

  • ゴルフ: 目標は、最低、月1のコースorシミュレーションor練習。継続は力なり。スコアアップに向けて、徐々に上手くなってきた段階なので続けたい。できれば、どこかのタイミングで、レッスンに通って自己流を補正したい
  • フットサル: 目標は、4半期に1回
  • ブログ: ミニマム月1本を継続。もっと軽く、ジャンルも幅広く、記事にして残します


以上。
もの凄くシンプルです。
「人間どれだけ働いたら倒れるのか?」
というテーマで、がむしゃらに働く時期は過ぎたと思っています。
さらに、もう一段上のレイヤーで、いちビジネスパーソンとしての人間味・深みをパイ生地のように丹念に練り上げつつ、
圧倒的なクオリティーとデリバリーで、「成果にこだわる」、こんな人生のステージにしたいと思います。