ignorant of the world -散在思考-

元外資系戦略コンサルタント / worked for a Global Management Consulting Firm in Tokyo

懐かしのお店

yo4ma32008-08-26
▼近況
先週、土曜日@神楽坂。インターン時代の社員の方のサプライズ誕生パーティに、当事者が来ないという逆サプライズ。しかも、本人を連れてくるはずの発起人の相方も(笑
1時間半、何も注文せずに、3人でレストランでひたすら待ち続けたときは、さすがに涙目。
まぁ、久々に仲間と朝まで飲んで収穫があったし、たまたま某大手出版社の方が同席していて、漫画の裏話などを聞けたので、めちゃめちゃ楽しい飲み会だった。ので、良しとします。
異業種交流の面白さを知りました。


▼なつかしや
今日、何気なく、昔運営していたネットショップをのぞいてみた。超久しぶり。
サイトの雰囲気はほとんど変わっていないけれど、中身はすっかり別のお店。活気もないかな。
その中で、変わらずに残っていた「shopコンセプト」を読んで、当時のことを思い出した。


・shopコンセプト
http://www.hapima.com/sh/i-style/site_concept/


HTMLもベタ打ちで、お世辞にも綺麗とは言えないサイトです。
でも、文章やバナーを全部ひとりで担当して、夜中にPotoshopいじりながら作った思い出のページ。
当時はまだ「ロジカルシンキング」の「ロ」の字も知らなかったので、いま読んでみても文章は全くロジカルではない。
ただ、熱意は伝わってくる。商売を始めるにあたって考えていたコンセプトを吐き出しただけなんだけれど。そんな文章にしては、なかなか良く考えていたじゃん、と昔の自分を見直した。
当時の思い出といろんなとこでリンクし、連続フラッシュバック。
うむ。


やっぱ、自分の根底に流れているのは「商売人の血」だな。



別の話。
今日、会社の帰り際にアソの人に呼び止められ、中途面接のサンプル役をやらされた。聞くところによると、第二新卒を対象とした中途面接で、どのレベルで志望動機を受け答えできたら合格か、判断に迷っていたらしい。


「この会社を志望した理由は?」


こんな至極簡単な質問に対して、思いがけず困り果ててしまった。入社数ヶ月にして、すっかり忘れかけていたのだ。
なんとか思い出して答え終えたとき、『初心』というものを完璧に思い出すことができた。


自分が「何のために」この会社を選んだのか


頭の片隅で意識するだけではなく、もう一度、言語化してみることは有効かも。
考えているだけでなく、言葉にし発話することで、想像以上に“芯”に入る。


偶然にも、2つのことがほんの数時間の間に起こったので、自然と昔話モードでした。
いや、他にネタがないわけではないよ。うん。
今度は、コンサルでよく出るケース課題の話とか書こうかな。

最近、面白かったサイトを紹介して〆にします。

任天堂の岩田社長のお話:日刊ほぼ日刊イトイ新聞 –社長に学べ!糸井重里岩田聡の対談
http://www.1101.com/president/iwata-index.html
任天堂の岩田社長にまつわるエントリーが人気を博しているようなので。
そのエントリーより、古いけどこっち読んだほうがいい。


・'The world needs only five computers' - CNET News.com
http://news.cnet.com/The-world-needs-only-five-computers/2008-1011_3-6141598.html
「世界にコンピュータは5つあれば足りる」という話。
・グーグル、無限への挑戦 - NBonline
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071221/143754/
こっちと読むとなお理解が深まる。


MBAより実践経験の重要性を説く冨山和彦経営共創基盤社長とミンツバーグ
http://www.planbiz.info/blog/archives/20070523_012417.php
経営共創基盤リヴァンプ 同じ再生支援専門会社でもそのイメージは大違い
http://www.planbiz.info/blog/archives/20070427_021607.php
この2社は面白い。「×ミンツバーク」なので、さらに興味深い。
たまに新聞に出ているので、知っている人も多いかも。
コンサル業界にいたら知らないヤツはパチもんと思われても仕方がない。
いつかエントリにします。