ignorant of the world -散在思考-

元外資系戦略コンサルタント / worked for a Global Management Consulting Firm in Tokyo

“思考態度”に関する自分ルール

yo4ma32010-08-06
日常で感じる、思考のズレ。みんな自分ルールが違うから生じるのだろう。
個人的には、そういうズレを感じると、物凄くストレッスフルな状態になる。

ルール1:自分の言葉で語ること=カッコいいという価値観

ブログやTwitterで得た知識・見識で、わかった気になる。
人や書籍から得た知識・見識でも同様。特に、権威ある人からの発言は、少なからず影響を受けがちだから気をつけたい。
これだけインターネット上に情報が溢れていると、自分で深く考え、悩み抜いて、自分の言葉で語ることを、サボりがちになる。
情報に対面したら、とりあえず、言葉を言葉のまま理解しておいて、スルーしよう。

ルール2:相手の意図を120%理解できるまで、意見を述べることを控える

批評家は、どこにでもいる。
少なくとも、発信者の意図、背景を十二分に理解出来ないうちは、発言を控える謙虚さが必要だ。
或いは、謙虚さを醸し出しながら、注意深く発言することが必要だ。
延髄反射的な回答は、コミュニケーション能力を疑われても仕方がない。
議論の場では、よく、こうした思考をサボりがちになる。
言いたいことだけを言う。これは、コミュニケーションではない。

ルール3:発する言葉は、すべて、議論を昇華させるもの

議論は、勝ち負けではない。*1
より良いものを生み出さなければ、単なる雑談と一緒。
こうした態度を持たない人とは、議論したくない。

ルール4:土地勘のない領域で、バリューある発言をする

新しい情報に溺れ、情報処理で手一杯になる。
特に、土地勘のない領域で話を聞いていると、考える時間が取れない。
ファクトと意見を、超高速で仕分けしながら頭に入れ、同時に、構造化をして理解する。
それができて初めて、「意味のある発言は何か?」が考えられる。
一足飛びに、最後を考えているひとは、途中をサボっているに過ぎない。

まとめ

  • 自分で深く考え、悩みぬいて、自分の言葉で語ること=カッコいいという価値観
  • 相手の意図を120%理解できるまで、意見を述べることを控える
  • 発する言葉は、すべて、議論を昇華させるもの
  • 土地勘のない領域で、バリューある発言をする

すべて「わかった気になる」症候群を、完全に封印しないとできないこと。
もし、あなたが1つでもできていなければ、自分は「わかった気になる」症候群ではない、ということを、わかった気になっているだけだ。
要するに、単なる、勘違い野郎ってこと。

*1:敢えて、勝ち負けに挑むような議論もあるが、特定の場合に限る

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