ignorant of the world -散在思考-

元外資系戦略コンサルタント / worked for a Global Management Consulting Firm in Tokyo

2008年を振り返って&2009年の目標

yo4ma32009-01-12
明日から仕事はじめなので、休暇の最終日に、2008年の振り返りと、2009年の目標をエントリに残したいと思います。


2008年を振り返って、
「プロフェッショナルの凄さを体で理解した一年だった」
という一言に尽きる。
「凄さ」と書くだけでは、いろんなイメージが沸くし、その「凄さ」を共有したいんだけど、めっさ難しい。
おそらく今後、何度も振り返るうちに、「あのときマネージャーがこう言った(行動した)のは、こういう理由か!」とひざを打つ場面が訪れるのだろう。


それでも敢えて、この一年で最も強烈だったことを挙げるとすると、「アウトプットへの執拗なまでのこだわり」「その質の高さ」がダントツNo1にくる。ひっくり返せば、僕に一番足りていない部分となる。
その衝撃は、こんなエントリにもした。

コンサルティングファームに入って、まず衝撃的だったこと。
それは、みんな当たり前のように長時間働くことや、話している言葉がわからないことでもなく、


アウトプットに対する徹底的な、執拗なまでのこだわり。


これがプロフェッショナル・ファームをプロフェッショナルたらしめる最大の理由である。

2008-08-10 「最高にエキサイティング」なアウトプット

結局、説明できていないんだけどね。
他の人だったら、別の「凄さ」に気づくんだろうね。「凄さ」というのは、僕がいま持っている「分解能」で見た場合に、発見できた「凄さ」(=気づき)でしかないから、読んでいる人のイメージとも一致するとは限らない。同じ体験でも、人によって、日ごろ自分に足りないと意識している部分(=アンテナの張り方)が異なるから、「気づき」も異なってしまう。なんともモドカシイ。


他にも、言葉(コミュニケーション)には、今年一年苦しんだ。

『コンサルタントの紡ぎ出す言葉は美しい』
ということ。普段くだけた人でも、少しでもオフィシャルな場になると、もの凄く慎重に言葉を選んでいる。
思考を規定している言語からして、ヤバイ!!そして、単なる賢い人や専門家との、最大の違いは、クライアントなど、その道のプロにもわかりやすく、それでいて気づきを与える、俗に言う“ササる”言葉を瞬間的に発することができること。しかも、それは、知識のない素人同然の自分にも、ものすごくわかりやすく、ピンとくる表現でもある。専門用語を並び立てるのとは違う。


丁寧でいて、限界まで簡潔。

2008-05-01 言葉を紡ぎ出すこと

一人前になる、ってのは難しいですね。

自分の成長という観点

「“考える”ってことが、わかった」
これが、自分の中での一番の成長だ。結果、いまのポジションとしては十分自走できている、という評価も頂けるようにもなったんだと思う。


「考える」という行為自体は、日常のちょっとしたお客さんとのコミュニケーションから、PJの本テーマに至るまで、大小さまざまな問いに対して、四六時中行わなければならない。よく言われるような「仮説」だけでなく、正解のない問いに対して、ある程度正しい/その時点の判断として妥当な答えを、ある程度自力で“考える”ことが求められる。
例えば、

○○の件に関して詳しく知るために、お客さんにヒアリングしようとする場合:
・解決したい問題の、主な論点はなにか?漏れはないか?
・この件は、誰が一番詳しいのか?出席者はその人だけでよいか?
・それは、電話で済ませられるようなことか?直接会う必要があるか?
・会う場合、いつまでにアポをとって、いつまでに会う必要があるのか?
・何をどういう聞き方すると、時間内に、効率よく話を聞くことができるか?
・上記の件で、マネージャーに事前に相談しておく必要があるか?自分だけでOKか?
etc...

こんなちょっとしたことが同時多発的に、しかも断続的に積み重なり、常に、一瞬一瞬の判断が求められている感覚になった。判断に自信がないときは、一度、マネージャーとかに相談するんだけど、1から10まで逐一やっていられない。お客さんに判断してもらえることがあれば、どんどん聞いてしまえばよい。
それら進め方の判断も含めて、ある程度考えられるようになったことが大きな成長だと思っている。
言葉はまだまだ拙い部分があるけれど、上司とのコミュニケーションと、お客さんとのコミュニケーションは、PJを重ねる度に飛躍的に向上したんじゃないかな。

ファームへの貢献という観点

なんといっても、
「社内のExcel研修を受け持ち、内定者・中途採用者とのリレーションを築くことができた」
が大きい。これからも続けていきたい。
できれば、今後、社外の活動にも関わる機会があれば、積極的に活動したいと思っています。

2009年の目標

2008年を振り返ると、仕事では苦しんだ記憶しかありません(笑)いい感じにストレッチされ続けているんだろうけれど。おかげで、自分の課題も明確になってきて、2009年の目標は、より具体的になってきました。


入社前に掲げた、抽象的な目標はそのまま維持します。数ヶ月のPJ単位で動く、この職業にいる限り、常に掲げていきたい。

『周りの人から信頼を勝ち取れるビジネスパーソンになる。』


漠然としているけれど、
「一度失敗してももういっかいこいつに任せてみるか!と思われるような人になること」
これが究極的な目標になる。


具体的には、

  1. 常に、会社の「枠の外」での自分の価値を意識して仕事をする。
  2. 必ず毎回、良い意味で期待を裏切る。
  3. 社内での変革を起こす。
  4. 1に謙虚、2に謙虚、3・4も謙虚、5に謙虚。
  5. Stay hungrily Stay Foolish
2008-01-01 新年2008年に誓う。


加えて、


2つ上のタイトルの人レベルまで、

  • アウトプットへの意識(プロの自覚)を高め、る
  • 視点を一段上げ、経営の目線で、リスクに対する考え方を身につける
  • 経験の一つ一つをきちんと消化し、原理・原則を身につけることで、判断のスピードを上げる

また、閉鎖的なコミュニティに留まることなく、

  • 社外のネットワーク作りをする

この4つを、今年の目標として行動し、結果、7月に昇進できればよいと思っています。
そのためには、本もたくさん読むし、ブログもできる限りUPして文章能力を高めることもしたい。


新卒の先輩やPJメンバーに、貪欲にコミュニケーションをとりながら、
できる限り高く飛ぶことを、常に意識したいと思います。

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