ignorant of the world -散在思考-

元外資系戦略コンサルタント / worked for a Global Management Consulting Firm in Tokyo

続・東大生による就職活動論(大幅修正中・・・)

「続・東大生による就職活動論」の前に

東大生による就職活動論
↑前エントリーに対する予想外の反響に驚いています。ご指摘の通り、当たり前のことを、私なりの言葉で書いただけで、言葉足らずな面は多分にあります。どうか、好意的に読んでやってください。
私の就職活動tipsは、

  • 就職活動している学生に、「ちゃんと人生について考えろよー」というメッセージを、自己満足的に発信すること
  • 就職相談を受けた先輩学生に、「こういうアドバイスもあるのか」という気づきを与えること
  • 就職活動を控えた人に、「就職活動は戦略的に行えば、最も望ましい結果を得られるんだ」ということを知ってもらうこと

を目的としています。
手取り足取り教える気は毛頭ありません。悪しからず。
その中で、一発目の前エントリーは、就活中、自己分析や企業研究の大切さはわかっているけれど、「ここまでのレベルで考えられるんだ!」と気づいてもらえたらという思いで書きました。反応は示していないけれど、少しでも「ほぉ」とか「ためになった」と思ってくれた(であろう)一部の人を対象に、今後もエントリーを重ねたいと思います。
ただし、いままでは「のん気な自己満足的発信」で良かったのですが、ここまで注目されてしまった以上、読み手を意識した文章を書く努力はしていきたいと思います。本来の趣旨2007-09-17 ブログはじめますを外れない程度にですが。
(プライベートな日記を書きにくくなっちゃったなぁ・・・)

続・東大生による就職活動論

では、本題に。
今回は、前エントリーにもあった


「何をもって就活の成功とするか。」


というテーマで私の考えを述べたいと思います。
就職活動を始めた時点では、とりあえず憧れの企業がいくつかある程度で、就活の終わりって特に深く考えていない人がほとんどではないでしょうか。自分のあの頃を思い出すと、ゴールは設定していたけれど、「行きたい会社の内定=成功」の単純な図式で考えていただけで、特段考えていたわけではありませんでした。別にそれでもかまわないのですがね。
私の直接的な答えは、端的に言えば、


「その人次第、その人による」


です。なんだよーと思うかもしれませんが、付き合ってください。

まず私の問題意識から。(修正済み)

TBいただいた記事からドンピシャな表現があったので、拝借&TB返し。

はじめっからリングに上がらない人が結構いたし、就職活動の始めの2ヶ月ぐらいで憧れの会社にフルボッコされて立てなくなって就職活動をやめちゃう人が多かったかな。「憧れの会社群の説明会⇒適正試験⇒何とかこぎつけた面接⇒パトラッシュもう疲れたよorz」が一巡目ぐらいなんだけど、一巡目で「なんだもうろくな会社が無いなぁ」って燃え尽きちゃう人もいた。

内定をもらうために必要な、たったひとつのこと-GoTheDistance

(正直、続けること、やめないことは、当然のごとく前提としていたので、意識していませんでした。他にも、数々のコメントに「はっ」と思わされたのも事実です。id:gothedistanceさん始め、みなさんあざーす。)


まさにこれ!
私たちはともすれば、

  • 「フルボッコ」になって学ぶことも多いから、早めに失敗しておけ。
  • 「フルボッコ」は大切だ

的な「失敗学」ともいえる感覚を安易に抱いてしまいます。


でも、それって本当?


中には「フルボッコ」になった方が、結果として良かった(何をもってかわかりませんが)人もいるでしょう。
が、そこはあえて「フルボッコ」にならないための努力を追及してみたいのです。
この「フルボッコ」を防ぐための就職活動論を展開したいのです。
語るからには『最強の就職活動論』としたい自分がいます。
たとえ「フルボッコ」になってしまった人にも、何かしら気づきを与えられたら幸せです。
たまには、こうゆうのもアリでしょということです。


また、就職活動生の人は、運よく正直な先輩にあたれば
「俺、実は最初はフルボッコにされたんだよ」
なんて、告白してくれるかもしれません。
が、大抵の人は、就職活動の相談を受けると、たとえ「フルボッコ」の経験があっても、否、あるからこそ、「適当にやればいいよ」「どっか内定もらえるよ」「まぁあんまり気張らずに」といって、本題をかわしてしまうのではないでしょうか。相手が本気で悩んでいる場合であっても、なかなか自分の失敗は話したがらないものでしょう。
そうでなくとも、「その人が良ければ、納得すれれば、それは成功と言えるんじゃん?」「ちょっと気の利いたアドバイスで十分でしょ?それ以上のことは本人次第だし。」くらいのスタンスではないでしょうか。
確かに容易に他人の人生に踏み込むのは憚られますし、私も適当な軽いアドバイスで済ませる場合も多々あります。それで気が楽になって、助かる人がいるのも重々承知してます。
だけども、
それって、すこし悲しくないですか?
どうせなら、本気で悩んでいる人に、本気で答えてあげて、相談してよかったと思ってもらいたい。その後の就職活動でうまくやってもらいたい。こう思うのです。


現状認識を間違ってるかもしれませんが、以上のような問題意識の下で書いています。

じゃ、どうするか。(修正中)

この「フルボッコ」対策としての「前エントリー」がありましたが、その一方で、
「何をもって就活の成功とするか。」
という視点から考えてみたい。こちら側のの意識、目標設定の問題です。


結論から言うと、

  • 自分の就職活動のゴールを、狭く置かないこと。マクロな視点で考えること。
  • 就職することの、人生における位置づけ、意味を考えること。

が大事だよ、と後輩に伝えたい。
なにがいいかって言うと、

  • これが会社を選ぶときの基準になる。
  • 失敗が失敗でなくなる。

と思うのです。










(大幅修正中。。。後日UP予定)






私の就職活動論(修正済み)

所詮、私個人の経験から導き出したものですので、汎用性がないのかもしれません。そこは、このエントリーに対する反応で測っていけるでしょう。(その意味で、ブログの使い道としては良いかも。)絶対正しいとは言わないので、こんな考え方もあるのかくらいに思っておいてください。
私は、ブログランキングにあるような内容や、個別に面接はどうした方が良いといったものは書きたくありません。前提として持っておくべき考えや姿勢、本には書いていない苦労した先達のエッセンスを伝えたいのです。


最後に、こんなブログを紹介して終わります。
凍結中(旧 バイオ博士院生の就活)Daiso-BLOG
個別な役に立たない議論がいやだ、一般論もいやだ、という私のわがままを聞いてくれました。
そんな人には参考になるかもです。


全然関係なけど、息抜きにはこっちとか。おかんのHITORIGOTO☆ココロ開くまでアシ開かんやろ、やっぱ☆。おかんとマミねぇのコンビが好きで、就活前はよく読んでました。おかんとは少しメッセでやりとりしたことがあるので、その面白さ共有できたらってのと、ちょっぴり宣伝です。